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こんにちは、びびです☺︎
南ドイツ旅行2日目は、憧れのアルプス山脈、そしてその中でもドイツ最高峰のツークシュピッツェを見にいきます!この日が一番予定盛りだくさんで、体感的にも長い1日だったので、前半と後半に分けて書いていきます。
朝起きてバルコニーに出ると、昨日は暗くて何も見えませんでしたが、今朝は雲の隙間からアルプス山脈が顔を覗かせていました。もうすでに、最高。
最高峰ツークシュピッツェの山頂(標高2962m)にはロープウェーで行けるとのことだったのですが、4人で行くと運賃だけでとんでもない金額になってしまうので(多分箱根の貸切露天風呂付き客室なんかに一泊できます)、その近くの比較的運賃安めで行くことのできるアルプシュピッツェ(標高2628m)という山に代わりに向かいます。標高がツークシュピッツェと大差ないし、同じアルプス山脈であることに変わりはないので、こだわりはありません。
ロープウェーからの景色。南アルプスの天然水のラベルを彷彿とさせる美しい山々が、どっしり構えて私たちを待っています。
これもロープウェーからの景色です。高度が高くなるにつれて、木々が粉砂糖のような雪に覆われていくグラデーションがとても綺麗。
ロープウェーを降りると、残念ながら濃い雲の中にいるようで視界はあまり良くありません。寒いにもかかわらずたくさんの人が外の椅子に腰かけていました。近くにはレストラン、ソイツでは珍しく無料で使えるトイレ、そして展望台があり、私たちは展望台に行ってみることにしたのです、が。
この展望台、山肌から突き出た形になっていて、足下の鉄筋の隙間から遥か下の谷底まで見えてしまうという、高所恐怖症でない私や彼氏も足がすくむシースルー展望台でした。
写真だとあまり伝わらないのが悔しいのですが、2000m後半の高地に突き出たただの金属の出っ張りに身を置き、一歩進む度に感じる微妙な揺れとその揺れで落ちた雪のかけらが見えなくなるほど深く落ちていく様子、そして冷たい強風に煽られると恐怖心は増大です。
日本にいる父が高所恐怖症なので、写真とビデオをたくさん送りました☺︎
展望台を早々に立ち去り、他の場所も散策してみます。
誰かが作った雪だるま。頭の形がストレッチマンに見えました。ロープウェーで来れるためか、犬や小さなお子さんもたくさんいました。雪玉の投げ合いをして遊んでいる女の子たちもいました。元気!(その子たちの流れ弾が私のズボンに直撃したことは秘密です(笑))
ここには、ツークシュピッツェや他の山を見ることができる望遠鏡や、誰でも自由に名前などを書き込めるノートがあり、私と彼氏も記念に名前を書いてきました。
レストランで一休みして、私と彼氏はカリーヴルスト(カレーケチャップがけのウインナー+フライドポテト)、彼氏のご両親はカイザーシュマーレン(りんごムースをつけて食べるパンケーキの様な食べ物)で空腹を満たしました。
その後、「ただ山を下るだけじゃ物足りない」ということで、彼氏の提案で別の場所にあるロープウェー駅まで軽くお散歩することにしました。これが大正解。彼氏、ナイス。
雲に覆われていた山頂付近でしたが、少し下ると嘘のような晴天に。
針葉樹に覆われた山々。天気が良く遠くの方まで見渡すことができました。アルプスの少女ハイジの世界です。
散歩した道はこんな感じです。高低差は若干ありますが、道は整備されていて歩きやすかったです。ベビーカーを押して登ってきた強靭なご夫婦もいらっしゃいました。
道の途中にあるベンチ。この場所に休める所を作った方のセンス!これならいつまでもここに座って景色を眺めてしまいそうです。
これもお気に入りの一枚です。
40分ほど散歩を楽しんだ私たちは、ロープウェーで麓へ戻ることにしました。
後半のブログでは、麓に広がる牧場を散策した後、ツークシュピッツェの絶景を見ながらエメラルドグリーンの水を湛える湖、アイプゼー周辺をハイキングした様子を書いていきます。
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました☺︎