ふらふらドイツ暮らし

地に足をつけたい日本人がドイツで思ったこと言ったり言わなかったり。

【独断】ドイツの超穴場スポット ①コブレンツ

こんにちは、びびです☺︎

正直、日本にいた時はドイツの観光地に関する知識がほぼゼロだった私なんですが、実際にいろんなところに行ってみて「なぜ今まで知らなかったんだ…」と嘆くほど感動した絶景スポットがかなりありました。ドイツ、侮れません(何様)。というわけで皆さんに少しでもドイツの魅力をお伝えすべく、実際に観光してみて大満足だった!という場所を紹介していきます。

今日はコブレンツ(Koblenz)です!

【こんな方におすすめ】

  • 綺麗な街並みを見たい
  • 貴重な文化遺産を巡りたい
  • 歩くのが好き

フランクフルト空港から電車で約1時間半、乗り換えなしでも訪れることのできる人口10万人ほどの都市です。

コブレンツ駅から20分ほど歩いたところにあるエクストラルパレスや、

綺麗に整備された広場や、反対側にある中庭にも無料で入ることができます。

ライン川モーゼル川が合流する場所、ドイチェス・エックも見どころです。

台座と合わせると約40mにもなる騎士像。人が小さい!

騎士が見据える先で2つの川が合流しています。

時間に余裕があれば絶対訪れていただきたいのが、ロープウェイに乗った先にあるエーレンブライトシュタイン要塞。

とにかく広いです。

歴史ある広大な要塞を見学して、展望台に到着すると、冒頭に貼った絶景が目の前に…!

まさに一等地の眺め。

写真をたくさん撮った後は、すぐ近くのカフェで一息つくのもいいですね。私が行ったのは4月終わり頃の平日でしたが、人もまばらで観光しやすかったです。

本日は、文化遺産と広大な川のコンビネーションが圧巻のコブレンツを紹介しました!ドイツ旅行の予定がある方もない方も、少しでも参考になれば幸いです。ではまた〜☺︎

ロングヘアの人みんな尊敬している話

こんにちは、びびです☺︎

日本にいた時は、前髪なしショートカットにしていることが多かった私。理由は「ドライヤーの時間が減る」「髪長いと邪魔」「髪をセットするのが面倒」などなど、女子大学生とは思えないオシャレとは縁もゆかりもない理由で、1、2ヶ月に一度は美容室で髪を短くしていました。

しかし、ドイツに来てからというもの、アジア人特有の強くて太い髪に対応できる美容師さんを探すのが大変、言語学校で忙しい、などという理由で美容室を先延ばしにしまくっていたら、現在背中の真ん中あたりまで髪が伸びてきてしまいました。

最後にここまで長かったのは幼稚園生の頃です。ロングヘアの扱いに慣れておらず、さらに二度ほどブリーチした毛先、ドイツは硬水なので髪を洗うとギシギシする現象も相まって、寝起きなどは、山から降りてきた人外のよう。そんな時は髪を結んで何もなかったみたいな顔をしています。日本からヘアアイロンも持ってきていたので、すっかり自我を持ち四方八方に暴れる髪を押さえつけようと挑戦しましたが、結構時間がかかるので毎日やるのはしんどそうです。

日本、ドイツもそうですが、綺麗なロングヘアを靡かせて街を歩く人の多いこと。皆さんどんなケアをしているのか、毎日どれほどの時間をかけて暴れ髪に言うことを聞かせているのか。隠れた努力を想像するだけで頭が上がりません。

私の方はもう我慢の限界なので、そろそろ髪をまた切ろうと考えていますが、ロングヘアの方への敬意は心に留めて生きていくつもりです。

ドイツ語できない日本人が見るテレビ番組

世界の果てまでイッテQ、観たいけどドイツはTVerが使えないので公式インスタで内容を想像して我慢してます。

こんにちは、びびです☺︎

私はまだドイツ語がペーペーなので、観れる(理解できる)テレビ番組も限られてくるのですが、そんな私でも楽しく(?)視聴できているテレビ番組を2つシェアします。

スポンジボブは日本でもお馴染みですよね。小さい頃からよくテレビで見ていたので、キャラクターの性格だったり、ストーリーの大体のお決まりの流れが頭に入っています。なので分からない単語があっても「まあ何か冗談言ってるんだろう」と片付けることができます。主要キャラの名前も日本語と大体一緒なんですが、イカルドだけ‘’Thaddäus"(タデオス)というちょっとゴツい名前になっています。

個人的にはイカルドの方がしっくりきます。

ヴェターパノラマ(Wetter-Panorama)は、ORF(オーストリア放送協会)の番組です。こちらネットでも観れると思います。朝起きてからご飯を食べるまで流しておくことが多い番組なのですが、ドイツとオーストリア、北イタリアなどの山岳地帯ののどかな美しい風景が簡単な天気予報とともにリアルタイムで映し出され、BGMで軽やかな音楽がエンドレスで流れている番組です。音声は一切なく、綺麗な景色と高らかなメロディで朝から清々しい気持ちになれます。言語力が必要ないので助かっていますが、良くも悪くもライブ映像なので、天気が悪いと標高が高い場所の映像が一面霧で覆われていて何も見えない時間もありますが、「ほんとにライブ映像なんだ!」と安心できます(笑)

on.orf.at

もう少しドイツ語が上達したら、ドイツの恋愛ドラマなんかを見てキャーキャー言いたいなと思います。

ドイツ人彼氏のご両親とのお付き合い

こんにちは、びびです☺︎

ドイツ人彼氏と日本で出会い、付き合った私ですが、彼氏のご両親に初めて会ったのは付き合って3ヶ月が過ぎた頃です(は、はやー!)。ご両親が日本に旅行に来たので、その時に一緒に日光観光へ行きました。

緊張でガチガチの笑顔を浮かべていた私に、彼氏ママが「あいできてうれしです」と少し間違った翻訳サイトの画面を見ながら日本語で頑張って言ってくれたのを覚えています。その頃は挨拶程度のドイツ語しか知らなかった私に、パパもママもフレンドリーに英語で話してくれました。英語が話せるのがデフォってカッコよすぎ…。2人とも気さくでオープンマインドで、すぐに好きになりました。

旅行の後も、パパママが彼氏にメッセージを送る度、電話をかける度に「びび(私)にもよろしくって伝えてね」という一文を添えてくれたり、私の学業のことなど気にかけてくれて嬉しかったです。ご両親ともっとコミュニケーションがとりたいというのも、私がドイツ語学習を頑張ろうと思ったきっかけです。

ドイツに来てから、彼氏の実家に定期的に行くようになり、一緒にどこかに行く機会も増えました。おでかけする度に食事代等を払ってもらうのがなんだか申し訳なくて無意識のうちに安めのメニューを選んでいたら、「遠慮してるの?びびが本当に食べたいものを食べてほしい」とママが一言。私がビザの手続きで市役所の対応が遅く困っていた時には、彼氏ママが直々に市役所に電話してくれたり、メールを送ってくれたりと、なんとも心強い存在です。

そんな協力的で優しいご両親と一緒に、もうすぐ1週間のバカンスに行ってまいります。もともと2人とも仕事の休みをとっていたらしいのですが、彼氏パパが「せっかくだし、びびと○○(彼氏)も一緒に行こう」と案を出して誘ってくれたのです。しかも行き先は「びびがドイツ国内で行きたいところを巡る旅行にしよう」と…!もはやご両親から後光が差して見えます。ま、眩しくて見えない…… !!(ご両親のご厚意に甘えきれず気を遣ってまた安いものだけ頼みそうなのは否めません。)

私たちが訪れるのは、オクトーバーフェストノイシュヴァンシュタイン城など、南ドイツが中心です。今から本当に楽しみ!旅の様子も、また後日写真と一緒に投稿できたらと思いますので、お楽しみに♪

 

ドイツの誕生日文化が日本と違う話

みなさん、どのようにご自分の誕生日をお祝いしますか?

こんにちは、びびです☺︎

日本では、誕生日を迎えた本人の家族や友達が何かプレゼントしたり、誕生日パーティーを開いてあげたりしますよね。日本の誕生日は本人以外がお祝いすることが多い印象があります。

私自身も学生時代は、友達の誕生日が近くなると他の友達と「今年はどうやって○○の誕生日お祝いする?」と秘密裏に相談を重ね、当日まで本人にはバラさないようパーティーを企画しプレゼントを用意するのが習慣でした。何年もお祝いしてたのでさすがに勘付かれることもありましたが。自分の誕生日が近くなると、「今年は皆何をしてくれるんだろう」と内心ワクワクドキドキしていました(それで1度顔面シュークリームをやられたことがありましたが良い思い出です)。

しかし、ドイツは逆みたいです。誕生日を迎えた側が自分で自分を祝うための諸々を企画するのです。

例えば、彼氏のお友達は、「俺の誕生日にホームパーティーするから、皆来てね〜」という具合で、本人企画、本人主催でパーティーを開いていました。仕事をしている人だと、自分の誕生日に自分で焼いたケーキを職場に持っていく文化もあるそうです。自分で動くスタイル。

そんなわけでドイツ人彼氏には、自分の誕生日を、何も言わなくても他人が盛大に祝ってくれる状況というのが今までなかったらしく、付き合って初めての彼の誕生日に(その頃はまだ日本にいたので)行きたいと言っていた川越へ連れて行き、観光した後にちょっといいレストランでプレゼントを渡したら、「こんなに贅沢なお祝いしてもらったの初めてだよ…。」とめちゃくちゃ感動してくれました。誰かに喜んでもらえるとやっぱり企画した方も嬉しくなりますよね。

 

今年も彼の誕生日がもうすぐやってきます。サプライズが好きなので手作りの誕生日カードとその他プレゼントを考え中です。当の彼氏は、「びび(私)と一緒に1日過ごせたらそれで十分素敵な誕生日プレゼントだよ」と言っていましたが、今朝「自分への誕生日プレゼントで、びびと一緒にできそうなゲーム買った!一緒にやろう!」と嬉しそうでした。

やはりドイツ人、誕生日は能動的になりがち。笑

 

ドイツで財布なくしました

日本ってほんと、治安良いですよね…。

こんにちは、びびです☺︎

先月、私の住んでいる街の夏祭りに参加してきました。ウインナーやケバブアルコール飲料を売る屋台が川沿いに並び、日本の夏祭りとは違った雰囲気です。屋台周辺の広い河原は、クライマックスの花火を見ようと、まさに人でごった返していました。

大学時代のヨーロッパ留学経験から、このような人混みではスられる危険があることは学習済みだったので、終始バッグに手をかけ、花火を見ながらも「私、警戒してますよ」オーラを出していました(本当に出せていたかはわかりません)。

それなのに。それなのに!

綺麗な花火を見終わって家に帰ると、バッグの中に入れていた財布がないのです

スマホティッシュ等はそのまま、現金とクレジットカードが入った財布だけ消えていました。

一緒に行っていたドイツ人彼氏は大慌て。それもそのはず。ドイツ、というかヨーロッパでは、財布をなくしたらまず戻ってくることはありません。「人混みで盗られたんだ!もうお金もカードも戻ってこないよ!早くカード停止しないと、お金とられちゃう!」と普段は温厚な彼氏が珍しくパニック状態になり、財布を盗られた当本人の私がなだめるという面白い事態に。

結局、カードは悪用されることなくすぐ停止でき、入れていた現金も5000円ほどだったので、痛い出費だけど次からもっと気をつけよう、くらいに踏ん切りをつけることができました。5000円しか入っていなくて、スリも少しがっかりしたでしょう。また、万が一盗まれても心のダメージが少ないように100均の財布を使っていたのもあって、そこまで落ち込むことなく生活していた、のですが。

2週間後。

一通の私宛の手紙がポストに入っていました。市役所からです。

要約すると、こんな感じ。

「あなたの財布、落ちてたヨーって届けられたから今市役所で預かってます。身分証と手数料持って取りにおいで〜」

財布を盗られたとばかり思っていたので唖然としました。私、財布自分で落としてたんだ?しかも誰か拾って、市役所までわざわざ届けてくれたんだ?ここは日本か???

後日市役所へ行き、簡単な手続きをして事務手数料5€ほどを支払い、愛しの100均財布と2週間ぶりの再会を果たしました。なんと中身もそのまま。奇跡だ…。と空を拝む彼氏。何も盗られず財布が返ってくるというなんともラッキーな経験。もうないだろうと思うのでしっかり気を引き締めて生活しよう、と思える出来事でした。

財布拾って、中身も取らずに市役所へ届けてくれた親切な方。

あなたの今後の人生に幸せしか訪れませんように。

 

【無謀】ドイツで寿司を作る

ああ、魚べい行きたい…。

こんにちは、びびです☺︎

突然ですが、日本のお寿司ってなんであんなに美味しいんでしょうか

大学時代、アパートの近くに魚べいがあって、何かにつけて友達と入り浸っていました。海老天巻き、美味しいんだよな〜。一皿100円ちょっとであんなに美味しいお寿司が食べられるなんてとても恵まれていたんだとひしひし実感しております。渡航前にもっと食べておくべきでした。

ドイツのレストランでもお寿司があるところもあるのですが、例えば近くの日本食レストランのメニューをチラ見したところ、

マグロ2貫で6€ (1,000円弱)でした。

…思わず後ずさりしてしまうお値段です。

というわけで、金銭力に乏しい私がドイツで寿司を食べるとなると、必然的に自分で作るくらいしか選択肢がありません。

ドイツに持ってきたキャリーケース2つのうち、1つは日本食をぱんぱんに詰め込んできました。巻きすや海苔、かんぴょうなどはそれで持ってきたのですが、やはり魚などは持ち込みが難しいので、現地調達になります。とはいえ魚を生で食べる概念があまりないドイツ。なかなか新鮮な魚が見つけられない&たまに見つけてもかなりお高いので、加工されたものを買うことが多いです。

私がお寿司を作る時によく買う一軍メンバーが、

  • えび(パック入り) :100g 1.99€ (320円)
  • スモークサーモン:100g 3.99€ (640円)
  • カニカマっぽいやつ(Surimi):10本 1.49€ (239円)
  • アボカド:5個パック 2.10€ (337円)

あたりです。魚が高い分、アボカドが安いので良しとしています。

お米はAmazonで買ったイタリア産のお寿司用のものを使っています。あとは気分で、きゅうりや卵焼きも一緒に巻いたりして、多少のバリエーションをもたせています。

えびは粗く刻んでエビマヨ軍艦にしました。ドイツスーパーEDEKAブランドの醤油を添えて。

日本のお寿司には到底敵いませんが、これなら禁断症状を騙し騙し一時帰国までなんとかやっていけそうです。

日本に帰ったら、絶対たくさんお寿司食べるぞ〜